雑誌『工藝』48号

柳宗悦が1931年から1951年の間に発行した雑誌『工藝』の第48号です。


雑誌『工藝』は日本民藝協会の機関誌で、思想家柳宗悦を中心に昭和6年1月に創刊され、昭和26年の120号をもって終刊しました。
柳らが新しく見出した工芸品が次々と特集され、型染・織物・漆絵・版画など多彩な工芸手法で装幀されました。また、中の用紙は厳選された各地の手漉き和紙を使用し、さらに小間絵（挿絵）も芹沢銈介をはじめ民藝運動の同人たちが担当しました。

【目次】
水入：河井寛次郎
「ぼて」と「うすで」：長島喜三
単旋聖詠の美：竹内信
挿絵小註
石見の粗陶器：太田直行
工藝雑語（五）：柳宗悦
座談会記事工藝と生活：水谷良一
柳「機械的製品の中では機械自身が一番立派だが、其の他に何かあるだろうか」
「たくみ」雑感：吉田璋也
車人形を見る：此木喬
同人雑録
柳「座談会の記事が有意義なものであったと思う
昭和9年度「工藝」執筆者
会員募集
開店一周年記念割引売出し・たくみ工藝店
西欧工芸品常設展観・鳩居堂
日本古楽面・聚楽社
「工藝」の帙・第一巻から四巻迄・申込所・日本民藝協会
蒐集に就て」「新しき村」11月号

装幀：安来織
小間絵：芹沢銈介
用紙：石州市山


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